世界の果てをつれて歩く

日常と幻想(笑)の間をうろうろしているどうしようもない人のブログ

ゆるゆると大原の話

最近なんだか、色々とさっさと出来なくなりました。

これくらいのことが、なんで出来ないの!?と脳内生活指導係がやいやい言ってますが、できないんですもん。なんかしんどいんですもん。

こういう風になった後に、体調を崩すことがあるから、じーっとしてよう。

なんかもう、いろいろ知らん。笑

あきらめモードが楽な最近です。

 

ということで、ちょっと前になりますが京都 大原に行ってきました。ブログにしたかったんですが、そういうわけで今頃じっくり書いています。

ちょっと前というのは、彼岸花が咲いていた頃です。

 

だいぶ前に、ブラタモリを見ていた時に大原のことが紹介されていた回がやっていて、行ってみたいと思いました。私が会話の中でなんとなく、「大原に行ってみたいなぁ」と言ったら、じゃあ行こうかということになって、姉妹で行くことになりました。

 

京都国際会館駅からバスで大原へ。

大原のバス停から寂光院までの道が、昔にタイムスリップしたみたいでした。古いお家が並ぶ景色は、たぶん結構前から変わってないんじゃないかと思いました。

この時は収穫されてしまってほとんどありませんでしたが、ちょっと前までは鮮やかな赤紫蘇畑がところどころに見られたようです。

道の途中、「赤紫蘇の原種の保護と皆様へのお願い」という看板が立っていました。大原では赤紫蘇を交雑しないように昔から守っていること、香り色共に最高品質であること、他のシソ科の植物を植えないように、とのお願いなどが書かれていました。

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寂光院につきました。

階段を登って中に入ると、お寺の方が「中で説明させていただきますのでどうぞ」と案内してくださいました。


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寂光院建礼門院ゆかりのお寺で有名です。

建礼門院の父は平清盛

建礼門院は、壇ノ浦の戦いで入水しましたが生き残り、平家一門と我が子である安徳天皇の菩提を弔う日々をこの寂光院で過ごされたそうです。

歴史が苦手な私ですが、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のお陰で、鎌倉時代の歴史上の人たちのことにすごく興味を持って「史実は本当にそうだったのか」とか検索して調べたりしてるんです。

だからか、ここに来れて本当によかったなと思いました。あの時代を生きた方がここにいらっしゃったのだなと。

こちらの本尊の手からは糸が繋がれていて、その先を握ってお願いすると聞いてくださるとのことなので、誰にも言っていないお願いごとを少しだけ心の中でお話しさせていただきました。

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庭園にはシュウカイドウの花がたくさん咲いていました。姉妹で「おばあちゃんが好きな花だったね」と話をしました。

なんだかとても優しい雰囲気のお寺でした。

 

 

 

 

お昼を食べた後、三千院へ。

お漬物屋さんが並ぶ通りを通ります。この時期、大原名物のしば漬けは「新漬け」の時期なのだと店主っぽい方が教えてくれました。

帰りに買って帰ろう。

 

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三千院は広ーい苔庭がすごかったです。

どこまでも続く緑の苔。

苔庭を大事にしていたおばあちゃんがよく言っていました。きれいな苔庭を維持するのはとても手間のかかることなんやで、と。

なんだか今日はやけにおばあちゃんを思い出す日です。

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広ーい庭園は植物園みたいでした。

またいつか別の季節にも訪れてみたいなと思いました。

 

 

 

本日も読んでくださってありがとうございました_φ(・_・