世界の果てをつれて歩く

日常と幻想(笑)の間をうろうろしているどうしようもない人のブログ

アボカドを育てる人

住宅街を歩いていたら、植木鉢に入って育てられているアボカドを見かけました。
というか、目につくんですよね。意味もなく、町で見かけると「あ、アボカド」と思うだけです。なんでそれがアボカドなのかわかるのかというと、私もアボカドの種を発芽させたことがあるからです。



アボカドは二つに割ると、真ん中に「まさに種」という感じの種があります。大きさはアボカドの縦幅の2分の1くらいもあり、そのつるんとした見た目は、思わず育ててみたくなるものだと思います。アボカドを食べて種を出す作業をするたびに発芽させたくなり、今年は1本大きな苗になりましたが、8月の猛烈な暑さで枯れてしまいました。最近はアボカドを食べるたびに出る種を、育てようかな~と、とっておいて、しわしわになってしまったのを捨てるということを繰り返しています。
発芽させるときは、たいがい私はしばらくは水栽培にします。小さいコップに水を入れて、そこにつまようじ3か所さして引っかかるようにしたアボカドの種をいれておくというものです。f:id:hatecco:20200922203828j:plain種が割れて芽が出る様子が観察できます。飾っておいてもなんかきれいだし。

時々水をかえて、日当たりのいいところに置いておきます。
発芽率はそんなに高くないかもしれません。私がやってみた感じでは、60%くらいかもしれません。
寒さ、暑さにもあまり強くないかもしれません。
2年ほど冬越しがうまくいって1メートルくらいの高さにまで育てたことがありますが、油断していた夏に枯らしてしまったのです。
それでも、ときどき思い出したようにやりたくなる、アボカド栽培。



街で見かけたアボカドは、植木鉢に種が3,4個。そこから芽が出ていました。この大きな種からみずみずしい芽が出ているのが美しいよな~といつも思うのです。去り際、前から自転車に乗ったおじさんが通り過ぎて、さっきのアボカドのある家に入っていきました。「この人もアボカドを食べるたびに、種を取っておきたくなる人なんだろうか」というわけのわからないことを考えて、心の中でニヤニヤしている変な私でした。


本日も読んでくださってありがとうございます( ..)φ