「クレイジージャーニー」という番組を見ていた時のことです。
出演は小池栄子さん、ダウンタウンの松本さん、バナナマンの設楽さんで、番組の最初の方で、視聴者からの『子供の時に好きだったお菓子は何ですか?』という質問に答えていました。
その時に松本さんが好きだったと言っていたのが、「クッピーラムネ」。
で、「その袋に描いてある絵を見ると泣けてくる」と言っていたんですが、私はその言葉にものすごく共感したのです。「それ、わかる~!」と思わず言っていました。
私も大好きなお菓子でした。今でも時々食べるとおいしいと思うのですが。
小さな箱にあのリスとウサギの絵。ほろほろと口の中で溶けていくラムネ。お小遣いをもらったら近所の商店で買っていました。
大人になってからスーパーで見かけたクッピーラムネは、大きな袋に入った小さな小分けの袋になって並んでいました。そこに描いてあるあのかわいらしい絵を見ていたら、なんというか胸がきゅーっとなるような、鼻のあたりがわさびを嗅いだ時のようにつーんとなって、なんと言えばいいのでしょう。「いたたまれない」ような感覚です。
ほかにも、「ハイレモン」や「ヨーグレット」や「アポロ」のような、カラフルで楽しいパッケージでも泣けてくるときがありました。
そして、自分でもわけがわからなかったのは、
ある日の昼ご飯に食べていた大きなぶどうパン。その袋にとっても素朴な文字で『ぶどうぱん』って書いてあったのを見ていたら、いつのまにか食べながらぼろぼろ泣いていました。
いずれも、ちょっと疲れていたり行き詰まっている時期だったと思います。いつもこんな情緒不安定なわけではないのですよ。(笑)
「子供っぽさのあるもの」「あどけないかんじがするもの」だとは思うのですが、それを見たらなんでこんな感覚になるのか、うまく説明ができません。
今日も読んでくださってありがとうございました。φ(..)