世界の果てをつれて歩く

日常と幻想(笑)の間をうろうろしているどうしようもない人のブログ

安心感があふれていました

いつも薬をもらいにいく薬局に、笑顔がすごく素敵な薬剤師さんがいます。私よりは一回りぐらい上かなと思う女性です。
その人からお薬を渡してもらう時に薬の説明を受けたり、お会計をしてもらったりするやり取りの中に感じる「安心感」。
普通に話しているだけなんですが、安心するんです。この人からにじみ出ている何か、私が感じているのがオーラっていうものなのでしょうか。


こないだも薬局に行った日、お薬手帳を持っていくのを忘れてしまった日がありました。
いつも笑顔のあの薬剤師さんが出てきて、
「飲んでいるお薬に変更などありませんか?」
と聞かれました。
別の病院でもらっていた薬が、2つ変わっていたのでそのことを伝えました。
するとパソコンの画面を見せてくださり、この薬とこの薬がやめになって・・という説明を・・・・。


あれれ、書いてみただけだと普通の薬局でのやり取りだなぁと思えてきました。
でもこの時、とてもよく見てもらえている、安心すると思ったんです。こんな人がそばにいてくれたらなあと思うくらいでした。
思わず頼りたくなるような雰囲気なのです。
私は何がどこでどうなったとかはあんまりよく覚えていないことが多いのですが、その時すごく気持ちが動いたりするとその時のことをよく覚えています。 


会えばあたたかい気持ちになる人。
それにしてもいつでも誰にでも明るくふるまうっていうことは、なかなか強くないとできないんじゃないかと思うのです。
それが仕事だとしてもです。

ここからは私の意見です。
明るく親切な人って、とにかく頼られるんです。なかには優しいからと無理難題をいってくる人だっていると思うんです。
私が普段お世話になっている病院の受付の方たちは、私の勝手なイメージですが無表情というか、淡々とあっさり目の対応をされている人が多いように思うのです。
たぶん病院という場所は、しんどくて何とかしてよー!( ´д`)っていう人がたくさん来るところですから、ということはあまり気持ちに余裕がある人は少ないと思います。誰かに頼りたい、助けてー!という状態です。
その気持ちは病院の入口、受付の人に多少なりとも行くんじゃないかと思うんです。

全然違いますが
私がお菓子屋さんで働いていたとき、一人でカウンターでお菓子を包装してたら、お会計お願いします、という人たちがレジの前にたまっていて、そんな急いでがんばっているときに注文の電話がかかってきて、、、
「本日の営業は終了いたしました。」って言いそうになりました。


だからあの明るさ、尊敬します。
私は落ち込むと心理学や自己啓発っぽい本を、まあまあ読んできた方です。成長するためには「お手本になる人を探す」「尊敬する人、なりたいなあと思う人のまねをする」ということをいくつかの本で読みました。
私も自信がまだまだないので、お手本がほしい、誰か尊敬できる人に出会いたいと思ってしまうのです。
なので素敵だなと思った人について、書き残したいと思ったのでした。読み返してこんな風に思ったと思い出せるように。



そういえば薬局から出るとき、何て言われたか覚えていません。お大事に?いや病院じゃないし、たださようならって言われただけかな。
頭に残っていたのはやっぱり薬剤師さんの笑顔と、あんまり明るくなかった気持ちが「まあそんなに色々心配しなくても大丈夫かな」と思えたということでした。