世界の果てをつれて歩く

日常と幻想(笑)の間をうろうろしているどうしようもない人のブログ

ふぇ、ふぇ

キジって見たことありますか?
高校の時、早朝にバスを待っていたら、道路の向こう側から「ふぁさふぁさー」と飛んできたことがあります。とってもカラフルで、一瞬野生の鳥だとは思えないくらいでした。ああこれがキジなのか、と思った出来事でした。キジはバス停の後ろの果樹園に吸い込まれるように飛んでいきました。

近所に大きな森があるわけでもないのですが、けっこうキジを見かけるんです。田んぼが広がる地帯で、もうずいぶん耕されずにセイタカアワダチソウの茂みになっているようなところが所々あるので、そういうところにいるのかなと思います。
私がキジをよく見かけるのは早朝です。犬の散歩などで田んぼのそばを普通に歩いていたら、「バサバサバサバサー」ってびっくりして飛び出すことが多いです。その姿は「こんな時間に人通ると思わんかったわ!」って感じで面白い。
そんなに派手なリアクションしてたら、すぐにそこにいることがわかるし、自然界では目立って危ないんじゃないの?って思うんですが、キジと出会うときはだいたいそんな感じなので、キジってそういう鳥なのかもしれません。こっちも犬共々めちゃくちゃびっくりするので、それが狙いかもしれませんね。

子供の時、何かの本で『キジは「ケーンケーン」と鳴く』と読み、それを母に話したら、「この辺の畑でも時々見るし、鳴き声もしてるよ。」というのです。
それからだいぶ経って、キジを目撃したときはそれはそれは美しくて、もちろんびっくりしたものです。しかし、最近までその「鳴き声」というものが私にはいまいちわからなかったのです。

なんのきっかけだったか忘れましたが、外を歩いていると「ふぇ、ふぇ」よく聞くなにかの生き物の声がしました。すると、隣にいた母だったかが、「キジが鳴いてる。」と言ったのです。

え、あの声がキジやったん・・。( ゜o゜)

その声はずいぶん小さい頃から、外に出ると聞こえていた声でした。私の頭のなかではそれまでどう考えても「ふぇ、ふぇ」としか変換されなかったみたいです。
最近そのキジの声をよく耳にします。
相変わらず「ふぇ、ふぇ」としか聞こえないけど。
今朝もお散歩に行くと、キジの声がしていました。

ふぇ ふぇ

うーん、よーく聞いたら、2割くらい、奥の方で、うっすらとケーンケーンかなあ(笑)なんて。

アメリカでは鶏は「クックドゥルドゥドゥー」と鳴くし、
平安時代の日本人は犬の声は「びよびよ」ってき聞こえていたんだから、
キジが「ふぇ、ふぇ」でも別にいいかな。

f:id:hatecco:20190506200453p:plain
アーティチョークさらに蕾が2つ出現しました!
去年の一株が増えて今年は2株になっていて、どちらも蕾が出てきているので、
6つは蕾ができるかなあ( ´ー`)
とらぬ狸の皮算用

今日も来てくださってありがとうございましたφ(..)