世界の果てをつれて歩く

日常と幻想(笑)の間をうろうろしているどうしようもない人のブログ

知らない人とその時だけしゃべる感じ

先月久しぶりに植物園に行ってきました。

私はその植物園のTwitter(X)をフォローしていました。それで、ある植物の花が開花しているというのを見て、行ってみようかなとなったわけなのです。

で、お目当ての植物のところにやってきた私は、これか〜、これが載ってたやつか〜と感動しながらスマホで写真を撮っていました。そしたら、おばさまに話しかけられたんです。もちろん見知らぬ方です。「かわいい花ですよね」と私が言うと「キレイやな〜。この花はね、夕方から咲き出してね・・・」と説明をしてくださいます。へぇーと聞いていたら、植物園のイベント情報まで教えてくださいます。もしかして職員さんなのかと一瞬思ったけれど、そういえばこの方がチケットを購入するところを、ついさっき後ろで見ていたことに気づいたのでした。

おばさまの話は続きます。最近あったこの植物園でのイベントの話や、コロナ前よりもイベントの頻度が減ってしまったので残念だという話を聞いた後、この花が開花するところがコレコレのホームページで見れるわよ、ということを教えてくださって去って行かれました。

もしかしたらたまたまこの方がこの植物園のものすごいファンなだけだったのかもしれません。それにしても私はよく出かけた先でこういう感じの会話のパターンになることが多いです。

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この感じ嫌いじゃありません。その場だけの楽しい会話。

 

 

読んでくださってありがとうございます_φ(・_・

 

服が欲しかったので

今週のお題「自由研究」

自由研究ってどんなことをしてたかなと思い出してみても、夏休みの宿題を進んでやったことのない私は、これというものが浮かんできません。記憶にあるのは、ありきたりな植物観察とか牛乳パックの工作とか。どれも「やった」という事実を作るための、夏休みの終わりになって慌ててまとめたような内容の薄ーい物ばかりだったと思います。なんだか夏休みのだらしない自分をこれでもかというほど思い出してしまい、うわぁ、、、ってなりました。

 

 

それでも思い浮かべていたら、(これはちゃんとやったかも!)という物をひとつだけ思い出しました。

たぶん中1の夏休みにやった「洋服を作る」です。私にしては珍しく、新学期の自由研究の展示物に選ばれたような気も。

なんでこれだけはちゃんとやれたかというと、たぶんうちではあまり新しい服を買ってもらえなかったからだと思います。あー着る服がない、、(あるけどないんですよね...)と思っていた私は「自由研究でつくるからー」と好きな柄の生地と型紙を手芸店で買ってもらいワクワク。その作品そのものは手元にもうありませんが、赤紫のチェック柄の薄手のコットンで七分袖のチュニックを作ったことを今でも覚えています。ミシンと型紙の組み合わせに苦戦しながらも私にしては気合いをいれて作ったので、なかなかかわいいものが出来、サイズが入らなくなるまでお気に入りで着ていたくらいです。なんか変な自由研究ですが、洋服ってこんなパーツの組み合わせなんだなっていうことは学べたと思います。

欲しい物を作ってみる自由研究、気合いが入っていいかもしれませんよー。

 

本日も読んでくださってありがとうございました_φ(・_・

 

 

 

 

 

キッチンスタッフをしていた時のこと

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

 

ブログを一年程放置しておりました。

更新できず、自分の目の行き届かない物を公開したままというのが、なんだか嫌だったので非公開にしていました。

いつまで続くか分かりませんがちょっと久しぶりに書いてみようかなと思います。

 

 

今までやってきたアルバイトの中で、ちょっと面白かったのが、和食店でのキッチンアルバイトでした。

その和食店というのが創業ウン十年とかいう感じの、ちょっと歴史ある感じのところだったんです。だから働いている従業員さんの中にも、勤続○十年っていうパートのキッチンスタッフさんがいたりしました。で、その人にはちょっと面白い特技というか特殊能力なんじゃないかと思えるものがありました。

たとえば、お客様が入り口から入ってきた時、入り口をチラッと見て、「○○セットかなぁ」と言います。しばらくして注文が通ってくると、本当に○○セットだったりするんです。その正解率は結構高くて、面白いくらいでした。お客様の雰囲気だとか、家族連れだとかを見て、頼みそうな物を予想しているのだと思いますが、本当に不思議でした。

この方を見ていたら、このメニュー予想をしながらその小鉢だったり、付ける汁物の具を準備しかけていたりするのです。忙しい時は本当に役に立つ技なんだろうなと思っていました。

 

この店での私の仕事は、米を炊いたり小鉢を盛り付けたり洗い物をしたりなどの調理補助でした。

注文が来たら、それに合わせた小鉢やデザートを盛り付けてセットします。そこに調理師の方が作ったメインの丼ものとかをつけて出す、といった流れでした。

小鉢やデザートはメニューによって組み合わせが変わるのでちょっと複雑でしたが、数カ月やっていると自然に体が動くようになりました。

ただ、ちょっと大変だったのが観光シーズンで、注文が一気に来ると、ひとつひとつセットを作っていては間に合わないので、伝票を見ながら頭の中で(サラダが3、小鉢が2、デザートが5、、、)と考えながら作るのはパズルみたいでした。

あまりにも注文が来た時はちょっと追いつかなくなりそうになったけど、そういう時は必ず調理師さんが、あれを作れ、これを準備して、と指示してくれました。これがすごいんですよね。なんというか、無駄なく同じ物をまとめて作って且つ、一緒に来ているお客さん同士のメニューに時間差がありすぎないように出す感じが。それがすごくかっこいいなと思っていました。

バタバタと指示通り動いて、なんかちょっとだけ自分が機械の歯車になったような気分になりながら、この感じ嫌いじゃないかも、と思っていたバイトでした。

 

 

本日も読んでくださってありがとうございました_φ(・_・